zelleは語りたい

ゲームクリエイターとして18年。今更だけどブログ始めました。

【ゲームレビュー】UNTIL DAWNのススメ

どうもzelleです。

はい、今回はUNTIL DAWNのレビューを

記事にしたいと思います。

 

ではまず結論から。

 

1回プレイすればもういいかな……。

 

というわけで、正直なところ買うのはおすすめしません。

面白いところはあるんですが、この内容であれば

面白いサスペンス映画一本見た方がお得かなという感じです。

 

さて、ここからは良かった点と悪かった点を

つらつらと書いていきますので、興味がある方は一読ください。

 

【良かった点】
  • 意表をつくシナリオ
  • ホラーをしっかり感じさせる演出

 

【悪かった点】
  • キャラクターの操作性
  • 周回プレイの要素の少なさ

 

とまぁ、特徴をまとめるとこんな感じですが、

UNTIL DAWNについて知らない方もいらっしゃると思うので

ざっくりと紹介していきます。

 

物語はとある雪山にある山荘に集まった

少年少女10人の休暇旅行から幕を開けます。

いたずらがきっかけで少女2人が行方不明となってしまい、

せっかくの休暇が台無しとなってしまいます。

 

1年後、再び集まった8人の少年少女。

そこでは前回起こらなかった怪奇現象が頻発し、

楽しいはずの夜が恐怖の夜へと変貌しゲームがスタートする

といった内容になります。

 

ジャンルはホラー/アドベンチャーということで

怪奇現象の解明や次々と起こる事件の解決をすべく

8人の主人公を操作して危機を回避し、謎を解いていく

という感じです。

 

で、良い点で書いたシナリオに関してですが、

良い意味で予想を裏切られる展開があり、そこについては

楽しませてもらいました。

ただ、この展開は詳しくは言えませんが正直賛否あるかもしれません。

あとは演出がしっかり作りこまれていて、

ホラー映画を見てる感覚が味わえた点は良かったと思います。

 

悪かった点についてですが、

とにかく操作がかったるいこと。

やってることは基本キャラクターを移動させて捜索したり、

QTEをクリアしたりといった感じで、

戦闘もありますが1度体験すると

基本繰り返しになるので単調な作業感が否めませんでした。

 

リアル指向の作りになっているのは良いとして、移動に関しては

もっとちゃっちゃか動かせるようにして、できることももっと

多ければよいのにと思いました。

 

あとは致命的ともいえるところが周回プレイの要素がほぼない

というところです。

マルチエンディングではないので、ネタバレしたストーリーを

またプレイするのかと思うと正直萎えてプレイしたいという気持ちに

なりませんでした。

※一応フォローしておきますが、道中の行動によって

 エンディング自体に多少の変化はあります。

 

ゲームという土壌で、短時間クリアできてしまうコンテンツは

如何に周回プレイを楽しませるかが課題かと考えているのですが、

このタイトルでは、そういったものが皆無に等しく

トロコンするためぐらいしかプレイ動機が湧かないというのは

正直ゲームじゃなくて良いのではと。

さすがにこの内容でフルプライスはちょっと出せないかなぁ。

 

そんなわけで総括になりますが、

お話しとしては楽しむことができるので、

ホラー好きの人にはオススメします。

ただ、周回要素は皆無なので、その点を注意したうえで

ご購入を検討されてはと思います。

あ、あとCEROレートはZなので年齢制限あります。

※ちなみに私はPS5のPSplus特典でプレイしたので無料で

 プレイしてます。

 

一応リンクをはっておきますが、

購入の際はご注意を……。

 

 

ではでは今日はこの辺で。