対人要素ありのFPS・TPSは何故ハードルが高い？
どうもzelleです。
今回はいわゆるシューター（FPS・TPS 対人要素あり）のハードルの高さに
ついて語ります。
まず結論から
プレイヤースキル ＞＞＞＞ キャラクターステータス！！
というわけで以下解説になります。
巷で言われているシューターはハードルが高いという話しですが、
取り急ぎシューターの特徴を列記してみましょう。
- 操作が複雑
- ゲームの仕組みが複雑
- キャラクターステータスの影響が薄い
- 経験値が物を言う
上記4点が主なものかと思います。
１つずつ解説していきますと、
まず１つめの操作が複雑というところですが、
これはシューターに限らずではありますが、シューターでは
キャラクターコントロールと照準コントロールをリアルタイムで同時に
行わなければならず、慣れるまでどうしても時間がかかります。
慣れることで楽しめるようになるシステムなので、
そこに至るまで時間がかかるということは、至るまでに飽きてしまう
いわゆる離脱ポイントが多くなるということです。
どんなプレイヤーだって、楽しめなくては飽きてやめてしまいますよね？
続いて２つめですが、
シューターのゲームルールというのはどのタイトルもとてもシンプルで
一定数敵を倒せだったり、陣地を確保せよ、最後まで生き残れと一言で語れる
ものが多いのですが、問題はその目的を達成するために覚えなくてはいけない
ことが山ほどあり、しかもゲーム側ではそれを教えてくれないという点にあります。
こうしたらいいよというアドバイスが基本的にもらえないので、
プレイヤーは自分で探したり、とにかく学習を要求されます。
加えて、昨今では頻繁にアップデートによる調整が入るので、1度覚えたことも
学習しなさなければならず、そこもハードルの高さの要因になっていると思います。
学習が楽しいというプレイヤーも多々いらっしゃると思いますが、
そこを面倒くさいと思うプレイヤーも多々いらっしゃると思います。
3つ目ですが、
これは特に対人要素が入ったタイトルに言えることで
1人用のRPGを例にしますが、勝てない敵が現れたとしても
キャラクターのステータスを上げて挑めば、どんな人でも勝てるよう
調整されているタイトルがほとんどです。
逆に対人要素があるタイトルではキャラクターのレベル差があっても容易に
勝てないように調整されているタイトルがほとんどです。
自分の腕（プレイヤースキル）で勝利をつかめが基本なので、
せっかくキャラクターを育てても対人戦では勝てないとなると
虚しくなってしまいますよね？
4つ目、
シューターというのはルールが簡単な点は今も昔も変わりません。
ということは、昔からシューターをプレイしている方は溜めた経験値を
どのタイトルでも活かせますので、今から始める方よりも圧倒的に有利になります。
そして、始めたばかりの方も昔からプレイされている方もごちゃまぜに
マッチングするようなシステムがほとんどなので、
始めたばかりの方は蹂躙されてまず勝てない状況が生まれます。
経験値の差を覆すというのは正直大変です。
ということで、シューターの特徴を上げつつ
ハードルの高さの要因を解説してみました。
で、結論に至るわけですが、
つまるところシューターはプレイヤーの経験値・スキル・センスが
大きく作用するジャンルなので、今から始めようと思っても
容易に手を出せない ＝ ハードルの高さ につながっていると思います。
そういうのを気にしない方でも、いざ始めると常に上達を求められるので
なかなか継続につながらいというのもあります。
昔に比べて、現在のタイトルは大分マイルドになってきていると思いますが
それでも基本のシステムに変わりはないので、手を出しづらいことは確かだと思います。
これは、シューターに限らず、格闘ゲームやカードゲームにも言えることかなと思います。
作り手としては、初めての方でも楽しめるよう色々工夫は凝らすのですが
古参と新規が満足するバランスを取るというのは正直難しいところです。
ちなみにですが、ハードルが高いから辞めたほうがいいよというわけではなく
プレイされた事がない方は1度プレイしてみることを強くおすすめします。
昨今では無料のタイトルも数多く出てますので、
1度やってみて続けられるかどうかをジャッジしてみてはと。
ハマるかどうかは人それぞれなので。
というわけで長くなりましたが、他にも色々ご意見あると思いますので
物申したい方はコメントいただければと。
以上。
