zelleは語りたい

ゲームクリエイターとして18年。今更だけどブログ始めました。

AIM練習方法 紹介④ Aim Lab 感度調整

どうもzelleです。

 

今回は感度調整について語らせていただきます。

 

久しぶりの結論から

感度はギリギリコントロールできる速さで!

 

というわけで解説。

ぶっちゃけた話し、自分にあった感度を探すというのは非常に難しいです。

自分のスキルの成長に合わせる必要があるので、常にこの値というのが

定まりにくいです。

 

とはいえ、この辺りというポイントは時間をかければ見つかるはずなので

まずはそのポイントを探しましょうという感じで調整していくのが

良いと思います。

 

調整の前にローセンシ、ハイセンシの話しを軽くしておきます。

 

ローセンシというのは、感度が低い設定でハイセンシというのは

感度が高い設定です。ミドルはその間ですね。

 

マウス界隈では画面内の視点の移動距離とマウスの移動距離に応じて

ここからここまでがローセンシやらハイセンシ等が

ある程度決まっているんですが、

パッド界ではスティックを倒す角度になるので、どのあたりがローセンシ

ハイセンシというのはあまり決まっていないと思います。

 

なので、この話しの定義として、

Apexのデフォルト設定をミドル、それよりも下をロー、上をハイセンシと

したいと思います。

 

で、マウスではそうでもないのですが、パッドの場合、

ローセンシ、ハイセンシのメリットデメリットが色濃く影響します。

 

 【ローセンシ】

  <メリット>

   ・照準が合わせやすい

  <デメリット>

   ・振り向き速度が遅い

 

 【ハイセンシ】

   <メリット>

    ・振り向き速度が速い

   <デメリット>

    ・照準が合わせにくい

 

簡単にまとめるとこんな感じです。

振り向き速度の速さについて補足しておきますと、

振り向き速度が速いということは、例えば真後ろから敵に攻撃された時

ローセンシとハイセンシで後ろを向き切るまでの時間に差が生まれます。

振り向く時間が遅ければ遅いほど敵に攻撃され続けますよね?

 

つまり、速ければ速いほうが被弾を少なくできるということです。

他にも素早い移動を行う敵に対して、ローセンシの場合、照準を合わせようとしても

照準が遅いので追いつかいないことがあります。

 

つまるところ、ゲーム的にはハイセンシであればあるほど有利なんですが、

その分照準が合わせづらいというデメリットが存在するわけです。

 

では何故マウスはさほど影響ないかというと、

マウスは、例えば5cm動かす時、動かす速度は手の振りの速さで決まるので

ハイセンシの5㎝とローセンシの10cmも手の振り速さをコントロールすれば

時間を同じにすることは可能です。(もちろん肉体的な限界はありますが)

 

パッドの場合、5cm動かそうとスティックを最大に倒すのですが

スティックの倒す角度に限界があるため、最大速度は固定されてしまい、

マウスの様に速度がコントロールできないので、ローセンシとハイセンシでの

有利不利が色濃くでるわけです。

※一応回避策はあるにはありますが、ここでは省略します。

 

なので、パッドの場合、ハイセンシのほうが有利にはなりますが、

コントロールできないスピードだと照準が合わせられないので、

可能な限りハイセンシよりに設定するのが望ましいかと思います。

とはいえ、好みもあると思いますので好き好きにしていただければと

思いますが、狙うところとしては結論でも述べた、

「ギリギリコントロールできる速さ」に調整するのがおすすめです。

 

また前置き長くなってしまいましたが、

調整方法について説明します。

 

きっちり合わせるが難しいのでアバウトな方法になりますが、

Aim Labで練習するぞという方は、Apex上での調整内容は一旦忘れてください。

 

理由は単純でApexの設定をAim Labに完コピすることが出来ないからです。

数値的なものではなくて、Aim Labに対応した項目がそもそもないんです。

 

つまるところ、現状Aim Labの設定をApexに持っていくしかないので

Apexの設定は一旦忘れましょう。

 

では、Aim Lab上でどう設定するかですが、

厳密にこれだ! という調整方法が実はなくて、

試しながら調整していきます。

 

メニューの中に

サンドボックスその他」⇒「スパイダーショット ウォームアップ」

というタスクがあるので、それをプレイします。

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 これはフリックの練習のウォームアップタスクになりますので

スコアに反映されませんし、いつでも中断・設定の変更が可能です。

 

で、前回の設定編を参考に適当に数値を設定し、

しばらくプレイしましょう。

※目安は3~5分

 

照準を合わせる際に動きが遅すぎると感じたら、

「Sensitivity」の項目を少し(1当たり)上げてみましょう。

速すぎると感じたら少し下げてみましょう。

ポイントとしては、一気に下げたり上げたりしないことですかね。

 

で、またしばらくプレイしましょう。

とこれを繰り返していき適正値を見つける感じです。

 

コツというほどではないのですが、

しばらくプレイしていると、スティックを倒しづらい方向がなんとなく

見えてくると思います。

私は右側に倒すのがとても苦手でして、

感度は苦手な方に合わせています。

 

苦手な方に合わせることで精度を上げるか、

得意な方に合わせて、苦手なほうを得意なほうに合うまで精度をあげるか

まぁこの辺りは人それぞれかと思います。

 

そんな感じで適正値をみつけたら、

今度はADS時の感度調整に入ります。

ADSの設定方法も同様に行うのですが、

ADSを腰だめ撃ちよりも、細かくコントロールしたいのであれば、

ADS Sensitivityを1.0から下げましょう。

1.0は腰だめと同じ挙動になります。

0.5だと腰だめ時の半分の速度という感じです。

どの値にするかは人それぞれなので、自分なりの数値を探してみてください。

 

これでAim Labの設定は終わりなんですが、

まだApexに設定を移すというのが残ってまして……。

 

移すのには少々手間がかかりまして、

まず、Apexのコントローラーの設定で「カスタム(詳細な視点操作…)」を

選択するところから始まります。

f:id:zelle_schwarz:20200714185443p:plain

 

 「カスタム(詳細な視点操作…)」にしないと、

Aim Labの設定を移しづらいんですよねぇ。

 

「カスタム」をオンにしたら以下の項目を変更します。

 

f:id:zelle_schwarz:20200714185749p:plain f:id:zelle_schwarz:20200714185755p:plain

入力範囲の限界 0

反応曲線 0

 

左右視点移動速度 適当 ※後で調整するため

上下視点移動速度 適当  ※後で調整するため 

左右視点移動加速 0

上下視点移動加速 0

視点移動付与時間 0

視点移動付与ディレイ 0

 

左右視点移動速度(エイム時) 適当 ※後で調整するため

上下視点移動速度(エイム時) 適当  ※後で調整するため 

左右視点移動加速(エイム時) 0

上下視点移動加速(エイム時) 0

視点移動付与ディレイ(エイム時) 0

 

ターゲット補正 オフ ※これがオンだと正確に計測できないことがあるため

 

上記の通り変更したら、Aim Labとの調整を始めます。

 

まずAim Labのほうで360°回転する時間を計測します。

スタート位置を決めて、右でも左でも好きな方に何周かぐるぐる回します。

1周だと最初のスティックの加速が入ってしまうので、2週目以降から計測します。

スタート位置からスタート位置に戻るまでの時間を計測します。

 f:id:zelle_schwarz:20200714190613p:plain

 

計測方法はストップウォッチでも構わないのですが、誤差がでやすいので

私の場合は動画を録画(win10の機能)して、映像ソフト(Filmora)で

時間を計測しています。

 

で、Aim Labのほうで計測し終えたら

次はApexのほうで同じように計測します。

 

計測し終えたら時間を比較し、

時間が合うまで調整を繰り返します。

デッドゾーンや上下の移動量、ADS時の移動量の設定も忘れずに……。

 デッドゾーンは感覚(ゲームパッドテストサイトで傾き量見ながら

 合わせるといいかも)

 上下の移動量とADS時の移動量はApex側で設定した数値にAim Labの係数を

 かけて算出(Apex側の左右が20、Aim Labのスケール値が0.7であれば14という風に)

 

はい、簡単ですね!

いや、嘘ですねっ!!

 

とまぁ、合わせるのにも苦労しますね。

ここまでやらないとダメなのかと思われるかもしれませんが、

ここまでやらないとスタートできないんですね……。

 

もっと簡単な方法あったら是非ご教授願います……。

 

はい、やっともろもろの調整が終わったので

次こそは練習方法について語りたいと思います。

 

以上!